2013年4月24日水曜日
『週刊SPA!』にごぼうさんが掲載されています。
収束作業員の桐島瞬さん、東電ジョージさんとごぼうさんの座談が『週刊SPA!』2013年4月30日・5月7日合併号にて掲載されました。また、同じく収束作業員のハッピーさんも単独インタビューにて深刻な収束現場の実状を克明に告発しています。是非ご覧になってください。また、誌面には載らなかった記事も『日刊SPA!』の記事「原発事故収束を担う被曝労働者の『劣悪な環境』」にて増山麗奈/志葉玲記者によって詳細が報じられています。被ばく労働を考えるネットワークのなすびさん、阪南中央病院副院長の村田先生からの被ばく労動の非人道性についての告発もあり、かなり濃厚で硬派な内容です。是非こちらも読んで下さい。(さ)
2013年4月23日火曜日
無数のGたちへ
私たちは「非正規、不安定、低収入」の仕事で働く者たちです。
毎日のように違う場所で、違う人たちと、 違う仕事をさせられている。
ばらばらに働き、ばらばらに生きる人間たちです。
本当は「毎日」仕事なんてない。
どこに行っても名前も聞かれず、隣の人の顔も見ない。
自分が何をやっているのかさえ、よく分からない。
指示するのも似たような契約社員たち。
私たちをデジタルに雇い、使い棄てるのが実は誰なのか、 まるで雲の上。
そんな労働に私たちは「汚染」されている。
友人のGさんは、私たちが生きるそんな境遇の「極点」 にいる一人です。
彼は福島第1原子力発電所の放射線管理業務で働いていました。
通勤と待機を含め1日13時間も拘束されて、日給たった1万円。
月に手取り16万なんぼ。残業代は涙金。危険手当も払われず、 帰省する金もない。
体の中に被ばく線量シーベルトだけが毎日毎日溜まっていく。
そして、いきなり解雇されました(詳細は以下)。
安達太良山の裾野で浴びたGさんの「放射能汚染」と、 首都圏で働く私たちの
「労働汚染」は繋がっている、なにか恐ろしい径路で。
この直感から私たちは動き出しました。
それでも私たちは自分自身を「肯定」したい。
そして、無数のGさんとともにGさんを支えたい。
そうした具体的な「闘い」を創り出していきたいと考えています。
(ごぼう支援協議会)
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